夢の内容を覚えていないのに、夢を思い出して涙が止まらなかった話【進撃の巨人⁉】

8月31日

夢を見まして、深夜2時くらいにハッと目を覚ましました。

 

夢って起きた瞬間にすーーっと記憶から抜けていきますよね、大抵。

 

覚えていられる夢とそうではない夢の違いって何でしょう。

 

ネットで調べてみると、どうやらよく耳にする「ノンレム睡眠」が関係しているとのことですが、夢についての説は数多くあり、未だ定まってないとのことです。

 

起きたときに「夢」を忘れてしまうのはなぜ? – ニッポン放送 NEWS ONLINE

 

私は頻繁に壮大な夢を見る性質で、断片的に覚えていることが多いのですが・・・

 

今日は今までにない特殊な目覚めでした。

 

まあ、タイトルにもある通りですが、

 

ハッと起きてから、数秒経つと正体不明の悲しさに涙が止まらなくなりました。

 

それも、マンガやアニメであるみたいに、意図せず

 

すーーーーーーーーーーーーーーーー

 

と、涙が溢れてきたんです。

心にぽっかり穴が開いたみたいに、悲しいな、と思ってしまう。

 

精神的な障害とも考えられますが、ちゃんと夢を思い出して泣いていたんです

ああ、悲しかったなあ、と、映画を見終えたように。

 

それでも、夢の内容が思い出せるようで思い出せない。

思い出そうとすると、靄がかかっていく感覚。

 

家族や友人は出てきた覚えがあります。あとは、よく私の夢でヒーロー(私の恋人)役として登場する、小学校時代6年間好きだった人が出ていたことは覚えています。(気持ち悪くてごめんよーー。未練はないはずなんだーー)

 

今現在思い出しても自然と涙が溢れてくる。。。

 

でもやっぱり、、、夢の描写が思い出せない、、、

 

唯一思い出せる絵が、コンクリートの高い壁

 

壁、、、カベ、、、

 

 

 

進撃の巨人』?

 

 

 

まあ、肝心の巨人は襲ってこなかったと断言できるので、夢自体には何の脈絡もありませんね。

それでも、今日の夢からの目覚めは進撃の巨人のとある場面と重なるところがありました。

 

 

 

※ここからは『進撃の巨人』最終話までのネタバレがあります

 

 

 

皆さんも検討がつくかと思いますが、

第1話の冒頭のシーンから、ミカサに起こされたエレンが泣いているシーン。

進撃の巨人 第1巻 第1話 「二千年後の君へ」

どうやら夢の内容は覚えていないエレン。

 

え、私も二千年前に何かあった、、、、?

でも、家族や友人が出てきたということは、現代のお話に間違いありません。

 

加えて、

進撃の巨人 第34巻 第138話 「長い夢」

無意識に流してしまっているミカサの涙が綺麗ですね。

 

 

夢の規模が違うと思いますが、

泣き終わる頃に、

「よっしゃ!私は『進撃の巨人』の重要なシーンを体験することができたぞ!」

歓喜に溢れました。

 

 

エレンのどうしようもできない感情が、第1話の時からこの涙に表現されていたと思うと考え深いです。

夢から覚めたまだ何も知らないちびっ子のエレンが無意識に流した涙には、「いってらっしゃい、エレン」と言われた大人のエレンの感情だけが乗り移っていたのではないかと思います。

ミカサがエレンを彼岸へと見送るシーンでは、実際にエレンは涙を流していませんが、

無情と思われたエレンの心にも、感情があったと解釈すると感慨深いです。

 

 

夢(記憶)から覚めて涙を流すこの2つのシーンだけは、純粋というか、神秘性に溢れているように感じます。

(エレンが過去の記憶を思い浮かべるシーンはいくつもありますが、今回は特に睡眠の延長線上として記憶が浮かび上がるシーンを抜粋しました)

 

また、このシーンも思い浮かびました。

アニメ進撃の巨人The Final Season 完結編(前編)

エレンが少年に謝罪する有名なシーン。

リアルタイムで観た時に、涙の流れ方に多少の違和感がありました。

普通、ここまで大粒に、ある程度均等に涙が落ちていくことはないのではないかと。

他のアニメでも涙のシーンって違和感感じてしまうんですよね。

涙が浮いているように見えちゃって。

実際はこのシーンの様に泣いているのかもしれませんが、涙を流しているときなんて大抵冷静ではないじゃないですか。

涙を見ている側の人間だって冷静ではないことが多いです。

涙に集中することなんてあまりないような気がします。

映画鑑賞でも、水道のように涙が出てきた経験はないかもしれない。

 

 

しかし、今日の朝は、このエレンのように頬を伝っていく涙の感覚がありました。

 

ぽろ、ぽろ、ぽろ

ではなく、

 

すーーーーーーーーーーーーー

 

と。

本日2度目のすーーですね。うざいな。

 

人って無表情のままでも、漫画のように涙を流すのだなとしみじみしました。

 

アニメやマンガは次元が違いますが、人間の当たり前の現象に気づかせてくれる宝石のような文化ですね。

漫画やアニメは人間の鏡と言えますでしょうか。。。

 

どうやら謝罪の涙のシーンは、原画が完成してから一度描き直しているそうなんです。

何度も試行錯誤して完成した涙。

 

大袈裟に思えてしまっていましたが、自分が冷静な時に同じような涙を経験して、リアリティを実感しました。

アニメーター魂を感じるシーンだと改めて思います。

 

勿論これらのエレンは「悲しみ」とは違う感情を持っていると思います。

「憎悪」の方が近いのかもしれない。

しかし、エレンと同じような涙を経験したことで、

少しだけエレンの気持ちを味わえた気がして、心が躍った夏の終わり。

 

それでも、これからこれ以上の感動には出会えないのではないかと思うと意気消沈してしまいます。

哀愁とも切ないとも違う。

自分の中で、「悲しみ」の正解を今日初めて見つけました。

純度100%の「悲しみ」を味わうことができた気がします。

皆さん、安心してください。「悲しみ」は案外心地良いものです。

どうか、もう一度この「悲しみ」に夢の中で出会えますように。

現実での涙は、色々な感情が混ざって複雑ですもんね。

夢の中の「悲しさ」はファンタジーなので恐らく原因はありませんが、現実での「悲しみ」には「悲しみ」以外の理由があります。

本当の「悲しみ」は味方だということを胸に刻んで。。。

 

 

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改めまして、私は人生で一番夢を見ている時間が好きです

出てくる人も豊富ですし、大抵の夢が冒険ミステリー。

 

ヒロアカ1年A組と同じ教室で過ごしたり(瀬呂くんの彼氏感半端なかった、、、)

砂かけ婆が近所にある公園の側溝に現れて姉を襲ったり。

ルパンと一緒に車で逃亡したり、韓国アイドルseventeenのメンバーがユーフォ―キャッチャーをしている所に遭遇したり(その時も逃亡していました)。

どんな映画より、どんなマンガより、私の夢が壮大である自身があるのです。

 

そして絵も芸術的で綺麗!!

 

ルパンとの夢なんかは、高速道路に出ると、走っている車が徐々に手書きタッチ(線画のよう)になり、背景まで浸食され、車も加速していき、まさに爽快でした。

ポニョが魚から人間になる過程の、ポニョによって引き起こされた津波から逃げるそうすけ車の。あの世界観。

スタジオジブリ 崖の上のポニョ

上手く文章で伝えることができないくて恐縮ですが、こちらのシーンの数倍壮大で美しかったです。

 

夢を鮮明に表現できる技術が私に備わっていれば・・・!!

精進したいと思う日々でございます。

 

 

 

そしてどうやら、寝言も多いようで。

小さいことから数多くの寝言を残しています。

 

小学校くらいのときには、

睡眠状態で突然立ち上がって、

 

「わたし、セーラームーンよ!」

 

と叫び、何事もなかったかのように蒲団に包まってまた寝たらしい。

 

あらかわい~

 

 

もっと多くの書き留めておきたい夢や寝言がありますし、「夢」に関する話題を話し出すときりがないので、暇な時に記載したいと思います。

 

 

そして、読み返してみると本当にどうでもいいブログだなあ、、、ww

ここまで読んで頂きありがとうございました。

 

 

                          ではでは、また会おうぜ!